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IgA腎症・・・よくある質問Q&A 2012.05.18 Friday | 16:51

IgA腎症は治りますか?

IgA腎症は腎臓の組織を診て診断をしますので、尿の異常が無くなっても治ったという判断はできません(寛解といいます)。また、一度壊れてしまった糸球体(硬化糸球体)が元に戻ることはないので、完全に元通りになるという考え方はできません。しかし、尿所見を正常化して、それを維持することは腎炎の進行を抑えるために、また、腎機能を保持するために重要なことです。


 ★妊娠はできませんか?

慢性腎炎患者さんの妊娠・出産については、日本腎臓学会が1997年に発表した「腎疾患患者の生活指導・食事指導に関するガイドライン」2011年に発表されたIgA腎症診療指針第3版」に準拠してお話がされると思います。腎臓組織の所見、尿タンパク量、腎機能(eGFR)、血圧をみて、重症度が高くなるにしたがって、注意や管理を厳しく行うということになっています。

妊娠中の母体や胎児の管理体制は、以前に比べて格段によくなっています。腎臓の状態がしっかりと把握できていれば、ひと昔のように「腎臓が悪い人は妊娠できない」・・・などと頭から云われてしまうことは少なくなっていると思います。妊娠の希望がある場合には、あらかじめ主治医とよく相談して、準備をしておくことが必要です。

 

★運動は制限されてしまいますか?

運動についても妊娠と同様に指針が示されています。軽度のIgA腎症の場合であれば全く運動制限を設ける必要はありません。しかし症状が重くなるにしたがって、運動量をどうするかが考慮されます。私の場合外来では、腎不全状態ではなく、尿タンパク量も安定していれば、運動に関してあまり多くの制限を設けることはしていません。ストレス解消メタボ対策にも運動は有効ですから、適度な運動は効果的です。ただし、真冬や真夏に激しい運動をすることは避けた方がいいと思います。

 

★自分の腎臓の機能を知りたいのですが?

腎機能を評価するには血清のクレアチニン(Cr)を使いますが、年齢や性別によって数値の評価が変わってくるので、画一的な腎機能の評価が難しい場合があります。日本腎臓学会が中心になって、血清クレアチニン値から腎機能を推定eGFR)する計算式を作成しました。このeGFR値が60」を下回るようであれば、腎機能が低下している可能性があります。

*以下にアクセスすると早見表が見られます。(日本腎臓学会HPより)

http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKD-hayami.pdf

腎臓ネットHP上で、自分のクレアチン値、年齢、性別を入力すると計算してくれます。

http://www.jinzou.net/



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